いろんなはなし

ゲームとか本とかその他なんでも記録したいもののはなし

ペルソナ5ロイヤルのはなし

ペルソナ5、やっとクリアしました。120時間くらいかかった。

わりとゲーム上の季節と現実の季節がリンクした感じで進められてよかった(?)。1年近くかかってんじゃねえか!

P3PやP4Gの後だったのでとにかくグラフィックが綺麗になったのと操作性というかいろいろ親切になったのでプレイしやすかったけど、いかんせん長くて長くてなるほど身内が中盤でに挫折したと言ってただけあるなと思った。

今回はコープの女子がかわいかった。初めて全コープMAXにしたけど、なんかすごく悪いことしてる気になった。おれはジョーカーをゆるさない。

以下、ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●明智吾郎という男

あの……感想書き始めて、誰から書こうかなと悩んだんです。今回グサーッとささるキャラがあんまりいないな、でも全体としては楽しめるなって感じで。なるべくネタバレ踏みたくなかったので、キャラ紹介とかもあんまり見たいようにしてたんですが、明智吾郎、あきらかに怪しいじゃないですか。攻略サイトを見えるとコープに期限がある。足立の顔が過ぎる。かすみは追加キャラなのでわかる。三学期がメインなんだよね。でも、明智吾郎、初めからいたよね??????なんかどんどん不穏になる。わたし、明智吾郎みたいなビジュの優男が好きなんです。こういう見た目で、主人公が困ってたら助けてくれる感じのお兄さん、好きなんです。でもなんか明智吾郎、主人公のこと助けようとしてない。なんか、打算的。なんか、こっちを測って煽ってくる。見た目から期待したいことを薄ら裏切ってくる。と思ったら、裏切りですよ。まあそれはいい。あのハゲの息子。ショックだけどまあいい。あの、なんかすごい口悪くないですか???口だけじゃなくて態度も悪くないですか????そしてね、わたし、裏切られそう!ってタイミングで焼酎がいっぱい並んでる立ち飲み屋で飲んでて、そういや一緒に飲んでる人ペルソナ5知ってる風だったなって思ってペルソナ5の話振ったら、「ロイヤル買えばよかったな。無印だと明智くんが……ッ、死ぬし……」って返されたんですよ。は?死ぬ????わたしは酒で記憶は飛ばないんだが??????ネタバレじゃん!!!!!どの店のどのカウンターで言われたか覚えてるわ。ほんで死ぬんや……と思いながら無印でいうところのラスボス倒したら、なんか、街角で急に明智吾郎でてくるやん。まあそら三学期あるからな、死なないルートに入れたのかな???と思ってたらさぁ……丸喜がさぁ……「おまえが明智とやり直せる世界にしてあげたよ☆」的なこと言うじゃないですか。ふつうにびっくりした。は?じゃあ、現実だと明智吾郎は死んでるんですか?????焼酎を飲みながら聞いたあの現実に帰るんですか????自分が死んでるはずなのに生かされてるからあんな態度悪かったんですか?????????ってなって、明智吾郎という存在への気になり度が急にガッッッて上がってしまった。認めたくないけど、わたしは明智吾郎が好きなのかもしれない。なんか今すでに文章量がおかしい事に気づいてきた。一応エンディングに明智吾郎らしき人影は出てきたけど、ごめんなさい、わたしは明智吾郎の墓参りを皆でするイベントがなかったのが1番ガッカリしました。ジョーカーだけでもいい。明智吾郎の墓参りDLC、ないんですか???????わたしは推しの死の影響がでかい方が燃えるタイプなんです。みんなで明智吾郎の墓前て明智吾郎の話をして、その後の人生の節目節目で明智のことを思い出してください。お願いします。明智吾郎が好きなのに死んでいてほしい。もう自分がわからない。

 

●双葉

パーティメンバーでいちばんビジュが好き。キャラも好き。かわいい。ただ、ジョーカーとカップルとして好きかと言われたら否で、兄妹であってほしい。ななこ枠。正直に申し上げますとオイナリと絡んでいるところがとても好きです。

 

●杏

1番初めにコープMAXになったので、1番初めに付き合い、クリスマスを過ごし、バランタイン、ホワイトデーも一貫して杏とすごした。一応本命としての扱いをさせて頂いたのは、わたくしめが高火力魔法攻撃キャラが好きだからです。こちらも正直申し上げますと、竜司と仲良いのが可愛くて好きです。

 

●オイナリ

イケメンかとおもったらただの頭のおかしいネタ枠だった。結構好きだったので終始バトルにインしてもらってた。このナリとこのスピードで物理火力TOPというのが意外に脳筋なのでは???という説あり。何だかんだで結構好き(2回目)。1人だけ世界観めっっちゃ強くておもろい。

 

●竜司

前作の親友があまりにも良すぎたので短絡的で浅はかなところがちょーーーっと目につく、が、根はいい奴だしアホなのでスカッとした性格で良い。スキルが優秀なのでオイナリと組ませてレギュラーでお世話になりました。このキャラで物理攻撃も速度もちょっと物足りないのおもしろい。足速いんじゃないの??

 

●モルナガ

猫は正義。猫はバスになるもの(共通認知)。自己認識のイケメンがなんかちょっと地味だったのとジョーカーといちゃついてて公式どうした???となった

 

●真

なんか人気あるらしいので私が何かしなくてもいいと思ってる。

 

●春

野菜もっと早く栽培させてくれん???

 

●すみれ

ロイヤルとしてジョーカーのヒロインとして相応しいと思ってるし、本当はバレンタインすみれと過ごしたかったんだけど、クリスマスまでに付き合えないの何で???????かすみとしてでいいので付き合えればバレンタインもホワイトデーも吉澤がよかったよ!!!!すみれが入ってからはジョーカーのラウールでみんな眠らせてすみれで殴りオイナリで殴り竜司で殴りテクニカル連発で超楽しかった。すみれも竜司のスキルと相性良くて火力出てよかった。

 

いやーー3年かけてペルソナやったけどちょっと、あれ、長いね!!!ボリュームがすごい!!!3年のうちにゲームがたくさん積まれてしまったので順次やります。

とりあえずはゆるっと……レイトン教授VS逆転裁判をやります。

レイトン教授苦手意識あるけど解けるかな〜〜?????

イクサガミのはなし

今回は小説の話です。

今村翔吾のイクサガミ、天地人神の4冊を読み終わった。あまりにもおもしろくて、すぐに日本史の幕末〜明治を復習し、アメリカの南北戦争を勉強し、2周目を始めて読み終わった。

なんというか、週刊少年ジャンプの名作バトル漫画と読後感が一緒なんよ。。中身はやや青年誌だけど、バトル漫画なんよ。ゴールデンカムイとか鬼滅の刃とかカグラバチとか若干感じるのよ。勧めてくれた人はジョジョを感じたいうてた。作者が喋ってる動画みたら、本当に流行りの漫画のトレンド要素を意識して入れてたのよ。

人生の中で即座に2周目を始めた小説ってほとんどなくて、しかも大抵は1周目を急いで読みすぎて2周目にちゃんと読んでこんなこと書いてあったんか……となることが多いのに、イクサガミは1周目と2周目の情報量にほぼ差がない。1周目でほとんどのキャラは覚えられる。とにかく読みやすい。ものすごく読みやすく書かれている。記憶違いもない。頭に残ってる展開がまた繰り返される。おもしろい。何回読んでもおもしろい。なんなら2周目だと楽しみなシーンにたどり着くわくわくがとまらない。先がわかっててもおもしろいけど、初見は本当におもしろかった。

あまりにもおもしろくてしばらくイクサガミ以外のことが考えられなくなりそうなので、気持ちの整理のために思ったことを書き連ねる。

とりあえず、以下ネタバレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●嵯峨愁二郎

主人公。かっこいい。いい人だし足も早いのにいつもちょっと遅くてしんどい思いをする。やさしい。強い。刻舟時代は顔がキツくて、現在は柔和な顔をして昔を知るものはパッと見わからん、という設定がすごく好き。奥さん見る目がありすぎるしいい女すぎる。何気に友達が響陣しかいないのおもしろい。奥さんと出会って家族は出来たのに友達はできなかったんか???

 

●香月双葉

本作の女神。非力な、守るべきものの象徴でありながら、誰よりも高潔で皆の心を浄化した蠱毒のヒロイン。12歳ごろというまだまだ子供、蠱毒最年少参加者でありながら、誰も殺さず、誰も傷つけず、人を守り、助け、信じて駆け抜けたその眩しさに、善良な強者たちが順番に命と引き掛けに双葉を守るというえげつない展開に終始する。でも彼らは双葉を守ってるんじゃなくて、「双葉のようなやさしい子供が、悪意によって惨殺される世の中」というものを許せなくて、双葉が襲われるのを見逃したらそれはもう誇れる自分ではなくなるという、双葉個人を大事に想っているかではなく、己の道義としてそんな行動はできないっていうのがパーティーインしなかったメンバーで、それプラス双葉個人を大切に想う気持ちが育ったのがパーティーインしたメンバーなんだなという解釈をしている。泣き崩れて蹲ってもおかしくない状況で、前を向いて走り続けたのも1つの強さであり、その強さでたくさんの人たちを肉体的にはあれだけど精神的には救ったのが、蠱毒というデスゲームの話なのに露悪的にならず、ずっとわくわくして読めた理由なのかなと思った。蠱毒後の行動もとても双葉らしくて、いつか愁二郎と会えるといいねぇ。。。

 

●柘植響陣

好き……ッ!!!!!!好きすぎる!!!!!上方訛りの理由が尊すぎるッ!!!最初に助けてくれるのも、なんか急に年増の女のフリするのも、助けたい女が居て「共に生きたい」のも、双葉のおねがい聞いてなるべく殺さんように頑張ってくれるのも、双葉と愁二郎がいないと結構残酷になっちゃうところも、一人で敵陣落としちゃうところも、ギャーギャー言うてくるやつを実力で黙らせるところも、好きィッ!!!!!!!!!第二幕で裏切った時は双葉よりも私の方が絶望したわ。読み終わったあとずっと陽菜のこと考えてる……。響陣が生きてたら天明を二人で倒して3人でゴールできたのに……ifください……。

 

●狭山進次郎

本作のMVP。実験の人柱に始まり、黒札の犠牲者、郵便局での愁二郎救出、島田宿での自見隼人撃破、横浜で脱出して第二幕の邪魔をしないばかりか、陽菜救出、生き残った双葉を抱きしめて泣いて(双葉には進次郎しかもうこの旅の思い出を話せる人がいない)、蠱毒後の双葉の護衛までして、本当によく頑張りました。お荷物足手まとい枠なのに、めちゃくちゃ役に立った。進次郎がいなければ愁二郎も双葉も死んでたの感慨深い。推せる。蠱毒がバケモノだらけで平均値がおかしかっただけで、一般人の中では普通に身体的にも脳みそ的にもかなり優秀な部類に入るってことを思い出させてくれるシーンに萌えた。でも横浜では双葉の手を握って群衆をかけ分けるべきだったよお前は。進次郎、推しです。

 

●衣笠彩八

本作のMVPその2。たぶん彩八がいちばん双葉を守ってる。愁二郎よりもぜったい長い時間双葉を守ってる。多分漫画だったらめちゃくちゃ好みの女だったと思う。わたしはちょっと口と態度がよろしくない、結構実力高いけど最強ではない、恋しているつり目の女が好きなので、彩八が恋してたら本当にやばかったと思う。家族愛もだいぶ良かったけど。幻刀斎とのバトルがめちゃくちゃ好き。兄たちのこと本当に大好きだったんだな、双葉のことは妹みたいに思ってたんだなって思うと泣ける。

 

●化野四蔵

なんか兄弟で最強って言ってたけど当たる人が幻刀斎とか半次郎とか天明でちょっと可哀想だった。なんか優しいイケメンなのかな?と思っているがなんか人気そうなので私が語らなくてもいいと思う。

 

●菊臣右京

みんな好きだよね??????絶対仲間になると思ったよね??????わたしもパーティーインをめっちゃ楽しみにしてたんだけど、1冊目で首になるってみんな思った?????ふつうに信じられなくて呆然としながら2冊目開いたら知らない男の人生始まって5回くらい「なんで??なにこれ???」って遠い目をした。ちゃんと双葉が助けられたことを覚えててよかった。この人は三助のせいで死んだので私は三助を許していない。

 

●カムイコチャ

本作の英霊。アーチャー。かっっっこよすぎん?????生い立ちも目的も性格も能力もあまりにもカッコよすぎるんやが。。。島田宿の時点で天明が双葉を襲わないか毒まかれながら見守ってるの、エモい。前編を通してカムイコチャ参戦時の安心感が半端ないのに、響陣を見た事ないって辺りからの不穏さ、裏切り露見、天明と対峙……ってあたりはつらかった。ギルバートとカムイコチャが同時に天明を相手してたらだいぶ可能性もあったのに、弓兵が単騎で戦ったらあかん。

 

●ギルバート・カペル・コールマン

本作の英霊その2。セイバー。ギルバートもまじでかっこよかった。双葉を守る理由は愁二郎やカムイコチャと同じで、市中の混乱のなか彩八じゃどうしようもない強敵に追われた時に颯爽と現れて足止め、適当に撤退という、いやほんまどうやって足止めして撤退できるわけ??というとんでもない芸当を複数かましてくれる激強マッチョ英国人だったのに、天明にはどうにもならなかったの悲しすぎる。

 

●貫地谷無骨

本作の中ボス。敵キャラの中で過去が語られなかったと思ってたら今度スピンオフで描かれるらしい。最低なキャラなんだけどなんとなく憎みきれない。でも右京殺したのは許してない。最後刀渡してきて、しかも愁二郎の脳内に語りかけてくるので愁二郎としても何か思うところがあったのかもしれない。横浜で幻刀斎追い払ってくれたときはちょっと好感度上がった。

 

●岡部幻刀斎

本作のラスボスと見せかけて中ボス。天龍寺で見かけた時のクソ強ジジイいるぞ!って感じはすごくテンションが上がったけど、キモすぎるし怖すぎる。過去踏まえても妄執がきつすぎてキモい。あと骨動かすっていうのが1周目あんまりよくわからなかったけど、2周目読んだらほんまにキモい動きし過ぎててただの妖怪。みんなで共闘して倒すの楽しみにしてたのに、なんと四蔵が単独撃破っていうのが衝撃だった。

 

天明刀弥

本作のラスボス。右京の衝撃から震える手で2冊目を開くとこいつの親父の話が始まってるふざけんなよってなった。純粋悪。父親の最低ぷりは語られてたけど、母親が呪いのように強くなることを求めたんだろうな……と思うと可哀想ではあるが、邪悪すぎるのでだめ。出てきた時の絶望感が半端ない。第二幕はこいつのせいでほとんど死んだ。戦いが楽しいっていうのは他のキャラにもある性質なのに天明だけ禍々しすぎる。

 

●蹴上甚六

椒との関係が尊すぎる。甚六だけは13年前から愁二郎に完全合意なのも愛しい。蠱毒で進むペースが早すぎて全然他の兄弟と会えなかったの切ないけど、貪狼が鬼強奥義なので甚六さえ居ればあとはそこそこのアタッカーでボスクラスを倒せてしまってここまでのストーリーにならないんだよな……。むしろ甚六さえ序盤で合流できていれば兄弟で揉めて幻刀斎に各個撃破されなかったんだけど、それはそれで響陣や進次郎が合流しなくなりそうだし、考えれば考えるほどゲームバランスを崩す男、甚六。

 

●橡

本作のMVPその3。榛がいなければ双葉は彩八とはぐれた時点で一般人に見つかって脱落、下手したらリンチにあってた可能性がある。ルールに触れずにヒント与え職人だったのに、第二幕で開き直って堂々と木偏を撃破してたのおもろかった。進次郎と自見戦もナイスアシストしてた。妹のような、罪のない子供の象徴である双葉を助けることで復讐に費やした人生を清算できたのかな。双葉が唯一直接憎悪をぶつけた相手だけど、読者としては橡が精一杯双葉を助けようとできる範囲の限界まで手を尽くしてたのでとても切ないシーンだった。ラストに双葉を保護して十万円と集合写真手配できてたの有能が過ぎる。ありがとう。読後感が良かったのは橡のおかげ。

 

●杜

進次郎と自見戦ナイスアシストその2。橡や椒ほどじゃないけど、割とそっちよりだったけど覚悟を決めきれなかった葛藤が私の中で熱い。横浜で進次郎が船に乗るの、絶対わざと見逃したんと思うのよ。郵便局入りまくってたのも知ってるし、東京着いてからでも探せた気がするけどそうしなかったのは、杜も蠱毒で善良な人が犠牲になるのに賛成しきれてなかったのかなとか、双葉の影響を受けてるのかなとか、陽菜のこと助けてあげて欲しかったんだろうなとか、考えれば考えるほど杜ももっと書いて欲しかった。杜のことこんなに考えてるの私だけだと思う。

 

いやもう本当におもしろかった。鬼滅方式でキャラの生い立ちが語られるの、やっぱりそれぞれに思い入れ強くなるしおもしろいな。

実は最期が全く語られていない赤池一貫が気になって気になってしょうがないんやが、これは無骨スピンオフとかに出ます?????

番外編もたくさん書いて欲しい。もっとこの世界に浸らせて欲しい。

作者の本、他にも読んでみようかな。

ペルソナ4のはなし

ペルソナ4ゴールデンをクリアした。冬の間あまりに寒くて毎晩布団から出られずに全く進んでいなかったものの、春になってから夜な夜な進めてたらあっさりクリアしてしまった。コミュは適当だったけど一応真エンド後日談ありのやつ。

3のシステムを覚えているうちに、、、ということで3が終わってすぐ始めたペルソナ4。なんか昔めっちゃ流行ってたなという印象で主人公の顔見たことあるわこの人 くらいの印象しかなかった。

大変楽しく遊べた。わたしはスポーツ漫画でスポーツしてない日常回が1番好きという業の深い人間なんだが、ペルソナ4は圧倒的に日常シーンが多い。3の主人公は無口根暗クールな印象だったけど、4の主人公は同じ喋らないキャラなのに、なんというか、すごく、ユーモラスじゃん……。老若男女問わず抱き寄せ口説きギャグをかます、堂々のスケバン女装、シスコン。無口主人公でこんなにキャラ濃いことある??????関係性オタクなのでパーティメンバーと非参戦のコミュのキャラが絡んだり、別のコミュのキャラ同士が絡んだり、世間が狭い田舎が舞台ではあるけどとても楽しかった。

テーマは真実らしいけど、個人的には登場人物たちには「生きづらさ」みたいなのが共通してて、こう、ステレオタイプになれないつらさ、田舎だからこそのつらさ、生い立ちが複雑なつらさ、大切な人を失ったつらさ、それぞれが生きにくさを抱えながらも主人公がすべての多様性を受け入れて、それぞれが自分を認めて前を向けるようなのも感じた。なんか令和じゃん。だいぶ前のゲームなのに。

以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⚫︎陽介

親友!!!!お前こそが俺の親友だよ相棒!!!!!!ペルソナ4のメンバーがみんな仲良く青春できたのは概ね陽介のお陰である。顔はイケメン、中身は三枚目なキャラだけど普通にめっちゃいい男だから。ちょっと若いだけだから。隣にあの主人公いて霞んじゃってるだけだから。運が悪くて苦労人だけどとても善良で優しくって、でも完璧じゃない人間らしい愛らしさのある男。みんなのために色々企画したり手配したり、親父が店長だからって自分はただの息子なのにめちゃくちゃジュネスのこと考えて働いたりするところもよいんやが、わたしは何よりも小西先輩に片想いしてて彼女の死をめちゃくちゃ引きずっているところが最高に好き。本編では小西先輩が好きだったこと、序盤に触れて流されるけど、コミュでずーーっと引きずってんの。好きだった人が二度と手の届かない存在に、自分の力を手に入れるタイミングがもう少し早かったらなんなら救えたかもしれないあのやるせなさ、、、、。明るいだけのキャラならここまで好きになれなかったので、闇を抱えて涙しまくったうえでの明るさ、生田目テレビに放り込む時の憤り、そこも含めて陽介はたいへん良い親友であった。小西弟コミュで通りかかってdisされてるの、先に陽介コミュMAXしてたので傍から見ててどぎまぎしたわ。傷つくこと言われても傷つけ返さない、これが相棒陽介の素晴らしさである。

 

●千枝

可愛い。ビジュがふつうにかわいい。それ男子から密かな人気も出るわ。バトルもごりごりの戦闘タイプでちょっとおバカでありつつもツッコミ役、本能で正解引き当てたりする、この子がいないと結構本編進まなかったキャラ。色々いる中でと比較的生きづらさが薄くて元気でよかった。はじめは千枝を正ヒロインにするつもりだったが、りせちーがかわいかったのでクリスマスは千枝、バレンタインはりせちーにしてしまい、千枝に屋上で悲しげに詰められた。ごめん。好きなんだけど語るところがあまりない。

 

●雪子

見た目で勝手に王道ヒロイン枠かと思ったら1番あたまおかしい枠だった。なんかずっと笑ってる。料理が怖い。火力がすごかったのでボス戦では大変お世話になりました。

 

●完二

ダンジョンかあれすきてめちゃくちゃ笑った。趣味がいわるゆ女の子の趣味だったせいで生きにくかった人。直斗が好みすぎてオレもしかして男が好きだったのか……!?ってなるのちょっと不運すぎるよな。女の子判明してもどストライクなままっぽかったので性別関係なく直斗が好みなんやな。ものすごく、凝っている!が好き。

 

●りせ

セカンドヒロイン。正ヒロインは菜々子。後半になってガンガン主人公ラブ1000パーセントしてくるところが凄く好き。結婚してって言われて俺は「りせがいいなら」って真顔で答えた。部屋に来る時も「意味わかってるよ」って照れながら入ってきて、ほかの女子の初さとの対比でヒャンッとなった。私はこういう、女子であり女子であることを自覚し利用しつつも女子であることに苦しめられているが女子であることをやめられずにそれでも可愛い女子であろうとする女子が大好きで、女子がゲシュタルト崩壊するわ。菜々子が死んだ時に1番大泣きしてたところに全俺が泣いた。なんだかんだで人の心の機微のよくわかる繊細で優しい子なんだよな、空気を読んでぶっ込んでいる可能性も感じる。1年生組となかよいのもかわいい。芸能界復帰したら都会に住むだろうし主人公とはパパラッチに見つからないように逢い引きを続け、稼ぎに稼いで26歳くらいで引退して結婚してママタレとして復帰してください。

 

直斗

何言ってるかわかんないと思うけど、まじで男の子だと思ってた。こんなに可愛い子が女の子なわけないじゃん????こんなに可愛い子が女の子なわけないじゃん!!!!!!!!!泣

 

●クマ

陽介と2トップでパーティを明るくしてくれた立役者。しんどい時にいつも笑顔をくれたのはお前だよクマ。クマ毛ってなんなん???なんで冷蔵庫に入ってたの??わけがわからん言い回し大好き。あと虫取りの時に着いてきてくれてうれしかったしその時のセリフも好き。耳がぷるぷるって動くところも好き。終盤はパーティメンバーに入れて補助大変助かった。名サポートである。

 

●菜々子

正ヒロイン。かわいい。死んだ時まじでショックで呆然とした。菜々子だけは殺しちゃいかんだろ倫理がないのか????とアトラスを恨みかけた。エヴィディヤンライッ ジュ、ネ、スー♫

 

あとは一条と小西弟も好きでした。珍しく男キャラが全体的に好きだったかも。

テーマが真実ということで、何回も何回も真犯人がひっくり返って、あんまり推理とかせずに進めてたので普通にまじで???と思いながら楽しめた。足立のことは1ミリもうたがってなかったので攻略サイトみて、は?????ってなったよね。ほんまに???序盤をプレイしたのがだいぶ前なので、ゲームは一気にやらなあかんなと痛感した。

 

真エンディングは後日談までボリュームたっぷりで日常パート好きとしては大変満足でした。千枝めっちゃかわいくなってない???????完二まじウケる

 

ということで次はペルソナ5。既に始めてるので年内にクリアできたらいいな……。むりかな……。

楽しみにしている漫画のはなし

色々感想書きたいなと思いながらスマホで長文書けないわぁと放置していました。

百鬼夜行シリーズを久しぶりに再開して鵺の碑まで読んだので感想書けばよかったかなとか、プロジェクト・へイルメアリーすごかったので略、レディアストロノーツトシリーズも良かったなとか、勾玉シリーズもめっちゃ良かったなとか、火星の人も良かったし今読んでる廃園の天使シリーズもやばいなとか思ってはいるんですけど、今回は漫画の話です。これ実は年末年始にやりたいなと思ってたんですけど気づいたら3月だった。信じがたい。ちなみにペルソナ4は寒くなってから布団から出られなくなって止まっている。

 

前段はこのくらいにして楽しみにしている漫画の話をします。あんまり有名なやつは省くかも。

 

1つ目。

死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)

いやもうタイトルがね、違うんですよ。そういうふざけた話じゃないんですよ。これ初めて5巻まで一気読みした時アホほど泣きました。2周目も泣いた。多分泣かずに読めるようになったの5回目くらいから。それでも時間を開けて油断すると泣く。

原作小説は読んでないんですが、恐ろしくコミカライズが上手いのではと思います。空気が、ね、すごいん。セリフ何もないのに、表情だけで、こう!!!!!それぞれの登場人物がそれぞれに秘めているものがあるけど語られない何かが滲み出しててね。

主人公のオリアナがすごく明るくてその分余計切なくて胸が苦しく、ヴィンセントがオリアナに惹かれている様子にとてもドキドキし、ミゲルのあの、何も言わないけどオリアナをすごくすごく大事にしている感じ、たまらない。この良さを語る語彙力がない。

推しはミゲルです。ミゲルがオリアナに髪を結われてあのセリフを言われた後の静かな暖かい表情、本当にたまらない。続きが楽しみで仕方ないです。

 

2つ目。

傍観者の恋

これは……すごく……好きです。三角関係と見せかけて、1人は2人を愛しているが自分がどれだけ想われているかは分かれないというか。弟の姉への恋慕、姉と妻を眺めていたい気持ち、弟と親友と一緒いたいけれど邪魔になってしまう罪深さ、片思いがバレないように必死で気持ちを抑える契約結婚と親友の短い命を利用する後ろめたさ、三者三様の口に出せない苦しさと、自分以外の2人を大切にする想いが強く感じられて切なくてこれも初めて読んだ時めっちゃ泣いた。ノアが契約結婚をする前からレイチェルのことをものすごく大事な身内として扱っているところは本当にすき。言い訳の男性恐怖症にマジギレしてるところが好きすぎて10回読んだ。

こちらも原作は読んでおらず、何となく先は想像できる気はするけどもテーマも雰囲気もキャラの表情もめちゃくちゃ好みなのであと1冊で完結?のようだけど、出会えて良かったなと思う話です。大切に何回も読みたい。

 

3つ目。

ダイヤモンドの功罪

絵がシンプルなおお振りじゃ〜〜ん!野球漫画好きだし試し読みしてみよ!!と軽い気持ちで読んだらマジでタイトル通りのエグい、天才が周りの人生を否応なしに狂わせていく、なのにその天才本人はごくごく普通の優しい性格で苦しむ、、、、、という地獄のような???ホラーかな????というくらい、特に周りの大人が怖い話で度肝を抜かれた。何食ったらこんな話を思いつくんだ……??????と思ったけど、ひぐちアサの漫画で育ったらこうなったって言われたらしっくりきすぎておもろい。ひぐちアサの初期短編とか生きづらい人の話多いイメージだし、あとおお振り連載前の榛名の話も天才が苦しむ話ではあるので、ひぐちアサを煮詰めたエッセンスを感じてしまう。作者が本当にひぐちアサで育ったかは知らないが、むしろひぐちアサを通らずにこの漫画を描いていたとしてもそれはそれでめっちゃ怖い。決しておおふりみたいではない。絵柄が近いだけ。

なんだかんだでこれ次はどうなっちゃうののドキドキが止まらないので続き待てない夏生は大丈夫なのか。。

 

 

トップ3を上げるならこの3つかな。

おまけで言うとカグラバチもコミックスを買って、巻数の割に満足感がすごくてこれから絶対人気出るだろうなと言う感じなんですが、定番すぎるので割愛。

 

あ、ワールドトリガーは好きすぎてちょっと言葉がまとまらないので今回は触れずに終了と言うことで。

ゴーストトリックのはなし

ゴーストトリック、クリアしました。

初めはなんか気分が乗らなくて放置してたけど、ノッてきたら止まらなくてすぐにおわり。

ボリュームが物足りないところもあるけど、さすが逆転裁判シリーズとも共通するおふざけテンションと、徐々に深まる謎で、クスリとしながらも続きが気になって黙々と進めてしまった。

アヤツルあたりは正直攻略なしでは無理だったのでちょこちょこ調べながらやった。後悔はしていない。というか何もなしでは鬼難易度では???わかりやすいところもあれば、一瞬のタイミングを逃せば終わりのところも多く、でも慣れてくると結構おもしろかった。

総評としては、世間一般がどうかは知らんが私は好き。

 

以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1番の感想としては

ミサイル……!!!!!!!!

 

あのまぁこのゲームをオススメしてくれた人がものすごくポメラニアンが好きで、ぶっちゃけ聞いてもいないのにどこぞのYouTubeポメラニアンがどうのこうのっていう話を延々としてこられるのがネタになってるくらいだったので、ミサイル出てきた時はふき出した。

おいおいおいおい、ポメラニアン、死んでるじゃねぇか。

犬が死ぬジャンル……といワードが頭をよぎったよね。

 

そんでまた終盤の、ミサイル……!!!!!!!

おいおいおいおい、また死んでるじゃねぇか。

こんなに犬を殺していいのか????????

ふつうに頭打ちすぎて死んだんかと思った。

 

ミサイルの能力が無ければ完全に詰みだったので、アホ犬の割にかなり重要ポジだなと不審に思っていたら、ラストの、クネリの正体って。

シセルよりも主人公じゃん。シセルは前原圭一であってミサイルは古手梨花じゃん。

 

各キャラの名前がだいぶ死をモチーフにしてるぽいよね。

シセルは死せる かな。ヨミエルは黄泉+天使のエル?

ジョードは浄土でカバネラは屍?

リンネは輪廻でカノンはわかんないな、観音……??

ペルソナ3と併せてだいぶメメントモリなゲームを続けてしまった。

 

最後ハッピーエンドで、フィアンセ死ななくてよかったね……。

逆転裁判のノリ(ギャグ)が好きで、サクッと完結するゲームがやりたい方には結構いいんじゃないでしょうか。大作RPGに疲れたタイミングだったのでふつうに良い息抜きになった。

 

次はどうしようかな、ペルソナ4かな。。。

ペルソナ3のはなし

ペルソナ3ポータブルをクリアした。

ポータブルである。PSPで出たソフトである。

この、評判の良いリマスターが出たこの令和6年に何故ポータブルなのか。

 

なんか序盤にハマりきれなくてだらだらプレイしていたらリマスターが発表され発売された!!!!!!

RPGに一年以上かけてしまった結果、まさかの世間が後ろから追いかけてきて抜かされたという状況に陥った。

 

去年の夏頃からプレイを始めていたはずが、秋くらいからの記憶が無い。

年始以降はガンダムSEED FREEDOMに脳を焼かれ、ガンダムSEEDを全話観なおし、ガンダムSEED DESTINYも全話見直し、そのままファーストガンダムも全話見て、ガンダムSEED FREEDOMが配信されたので再度観直し、ついでも閃光のハサウェイも観た。気づけば初夏になっていた。ちなみにさっきまではポケットの中の戦争を観ていた。

初夏からはこれまた何故か京極夏彦百鬼夜行シリーズを数年ぶりに再開しようと、紙の本で読むのをやめて電子書籍で買い直したら思いのほか捗り、絡新婦の理が思いのほか面白かったので邪魅の雫まで一気読みし、正気に返った。

ゲームをじゃんじゃんプレイせずに一年以上たった間に、発売されたらやろうと思っていたソフトがいくつも発売されていた。

このままではいかんと重い、途中で止まっていたペルソナ3を進めてクリアまでこぎつけた。

 

前段が長すぎる。

以下、ペルソナ3ポータブルのネタバレ感想です。

主人公は男。

システムが本当にめんどくさかったけど、作品全体に流れるメメントモリな雰囲気はとても良かった!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーマは死。というのを見た上でプレイした。

プレイを進める事に死を感じるエピソードがそこかしらに、メインストーリーではないところでも死の話がとにかく多くて、死を考えるということはすなわち生を考えることと表裏一体なわけで、静かに静かに、生きることと死ぬことを両脇に置いて主人公が歩いていき、たどり着いた結末があれとは。首尾一貫!

クリアした晩に、家族に向かって「あれって最後死んだ!?」と堪えきれず聞いてしまった。「死んだよ」って返されたけど、まぁ解釈は無限大だと思います。前編を通して死とそれを悼むこと、乗り越えていくことを伝え続けていた作品だったので、残された仲間たちも彼の死を乗り越えて強く生きていくんだと思います。そもそも仲間になる戦闘キャラ、全員大切な人の命を失ってるよね。ゆかりは父を、順平はチドリを、真田は家族を、美鶴も家族を、コロマルは主人を、天田は母を失ってるわけで、こう考えるとすごい。高校生なのにみんなきつい人生歩んでる。だからこそ闘っていられる部分も大きいんだろうけど。最近、闘う系の物語の少年たちは帰る場所(あたたかい家庭)がある状態ではまぁ戦う理由がないよなぁと考える。その場合闘うのは親を始め大人の仕事であるべきで、こういう話の少年たちはやはり守ってくれる大人がいないから自分で戦うしか生きる道がないのか、、、などと、、、大人になってから考えるようになってしまった。

 

いつも通りキャラの話を。

桐条美鶴と真田明彦がめちゃくちゃ好きです。恋じゃなくていいんですけど、仲間、信頼、割と好き、って感じじゃないですか。お互い。名前で呼びあってるのも良いし、美鶴横にいても卑屈にならない男なんですよ明彦は。正直結構長い間、明彦×美鶴では!?!?!?と転がりながらプレイをしていた。主人公と美鶴と明彦とコロマルでずっと戦ってたんだけど、コロマルが敵を撃破すると明彦と美鶴が犬を褒めるんよ。ご馳走を用意しようとする美鶴と、えらいぞ!と褒める真田。これがめちゃくちゃ好きでコロマル使ってたんだけど、ラスボスの準備をするにあたりコロマルがスペック的にしんどそうだったので途中から天田くんに全てを押し付けました。コロマルごめん。水着とか着物とかの美鶴見ると普通によろこぶ明彦がすごく好きなんですが、別に美鶴に恋をしている訳では無いのもまた良い。美鶴もしかり。というか、美鶴が好きで主人公でも追いかけ回したものの、デレる美鶴がちょっとあのその解釈違いでして、こんなん!なるんなら!!風花ちゃんに行けばよかった!!!!!と思いました。見なかったことにしてクールでドライだけど信頼100%で好意50%の明彦と美鶴で脳を埋めます。

 

順平とチドリ、すごく好きなやつでした。というか女子のビジュアルで1番好きなんチドリやねん。ふつうに。バチバチの好み。気の強い、そこそこ能力のある、少し正確に難があるけど、悪辣でない、赤毛の女が恋をして人生ひっくり返る。私の好きな要素しかありませんが?????順平も序盤はあまりに空気悪くしすぎてゆかりと2人とも放り出したかった(のでレベルは上げていない)けども、チドリの件があって大分好感度持ち直した。最後生き返らせてあげられたのでよかった。いやあのまま死んでいても物語としては美しい。男主人公だったから荒垣パイセンは諦めて死んでもらいましたが。

 

天田くん、まあショタなのでまあ普通に好きですが、荒垣・明彦との関係がとても良かった。兄弟のような師弟のような。ラスボスまで連れて行ったけど君の回復がなけりゃ死んでたね。

 

ラスボスからの、1人で全HP犠牲にして闘って、忘れたまま数ヶ月過ぎて、数日日常に戻ってコミュMAXの人達の後日談見られる演出すごくよかった。余命いくばくもない青年の母はめちゃくちゃ泣いた。。こんなことならもったコミュがんばればよかったな。からの、あの屋上ですよ。ずっと体だるくて、察してるアイギスが泣いてて、やっと思い出した仲間たちの足音を聴きながら死んでいく主人公というあまりにも美しい結末……。なんも喋らない主人公って基本的にあまり好きじゃないんだけど、この主人公はすごくよかった。ビジュアルがまぁ喋らなさそうな感じなのがよかったのかな。女主人公だと大分雰囲気違いそう。まず顔が明るそうなので。。男主人公で作られた話なので、1周目は男主人公!と決めて始めたけどそれでよかった。女主人公でのifは救済サービスという解釈。死を想い、生きて、死んで、残されたものがまた死を想い、生きて、、、という静かな暗い世界の中に、少しだけ光が見えるような、そんな作品でした。

発売当時、思春期の頃にプレイしていたら心のどこかにぶっ刺さっていただろうなという感想を抱きつつ、途中で誰ながらも最後までプレイしてよかった。

 

さて次のゲームはゴーストトリックを予定しています。というか冒頭はもう始めた。

逆転裁判シリーズはナンバリング6つと大逆転裁判1と2、逆転検事は1だけプレイ済みで大好き。勝手にRPGほどのボリュームはないだろうからサクッと楽しめたらいいなーと思ってる。

 

 

 

 

 

 

三体のはなし

本を読むのは昔から好きだった。

幼稚園の時点で小学生向けの本をせがんで買ってもらい、小学生の頃にテイルズオブシリーズのノベルを読み尽くし(当時発売分)、中学生はラノベを読み漁り、高校生からは有川浩あさのあつこ村山由佳宮部みゆき、大学生になって森見登美彦上橋菜穂子東野圭吾小野不由美、、、と順当に読書を楽しんでいた。

基本的には恋愛小説、青春小説、純文学あたりを好んで読んでいたが、ファンタジーも好きで、ある日突然「SF読めたらかっこいいな……」と思い立ち、大学生の長期休みに坂の上の図書館まで歩いていって『夏への扉』を借りて読んだ。残念ながら初めてのSFどころか初めて(?)の翻訳物で、読了するのにとても骨が折れた。内容は正直あまり覚えていないし、おもしろさがわからないくらい読みにくさだけが印象に残っている。

SFはあまり向いてないかもしれないけど、ミステリに手を出してみようと思い立ち、母の見立てで読んだ本がバラバラ腐乱死体でしばらくみすてはアガサ・クリスティしか読めなかったのはまた別の機会に書くとして。

大学を卒業するか、大学院に進学したか、そのあたりのころ。河原町の本屋の地下で1冊の小説を母に買ってもらった。小川一水『天涯の砦』。この1冊がわたしにSFのおもしろさを教えてくれた。そのあと小川一水の短編を何冊か読んだ後、友人のすすめで小川一水の『天冥の標』シリーズを読み始めた。このシリーズはわたしの人生を変えるほどおもしろく、なんども読み返してその世界に浸った。天冥の標が完結したあと、ロスで世界各国の古典SFを読み漁り、すっかりSF好きに仕上がったタイミングで、三体に出会ってしまった。

 

Amazonでやたらとレビューの多い中華SF、というのが初めの印象だった。電子書籍派なのでボリュームがよくわからずなんか高い、シリーズが続いているのでそれなりの出費になり、おもしろくなかったら悔しいな、、、と手を出さずに数年が立っていた。ある日、久々に会う友人たちと読書トークになり、ついに「三体、めっちゃおもろい」という人間に出会ってしまったのである。

読書家の信頼出来る友人からの薦めというものはたいへんありがたい。本は星の数ほど出版されており、自分で選ぶのはとても難しい。結局同じ作者の本ばかりを読んでしまい、なかなか広がらない。かといって適当に目に付いたものを買ってしまうと、こんなものに時間も金もかけなくてよかったな、、、と後悔することもある。友人の薦めであれば、ある程度の質は保証されるし、なにより友人と本の内容について語り合うことができる。周りに本を読む人間は少なく、面白い本を読んでも1人でもんもんと思いをめぐらせるしかできないことも多い。

ゴールデンウィークに三体を読んでいる途中という友人と話し、わたしは代わりに天冥の標を薦めた。居酒屋から出て駅の改札で解散し、ちょうどKindleでキャンペーンをしていたので帰り道の電車内で三体を購入した。

と、いうのがわたしと三体の出会いである。おたくなので1度読み始めたシリーズは全て完走したく、公式同人誌X、前日譚と言うにはややズレている気がする0も読破した。

 

個人的には、手を出すか悩んでる人には三体0を読んでみて、文体やら雰囲気やらこの作者と訳者いけるなとおもったら三体、三体Ⅱ黒暗森林を読んで欲しい。黒暗森林がまじでおもしろいので黒暗森林を楽しむためだけでもいいから三体を読んでくれ。死神永生は風呂敷を限界まで広げるゴリッゴリのSFなので、そういうのが苦手な人は読まなくてもいい、、、、かもしれないけど、黒暗森林読了後にこの続きがあると知っていて手を出さないのはむりむり。Xは、、、、、死神永生に散らばった謎を、別人が妄想して作ってるのでも解説して欲しいなら読んでもいいけど、死神永生の余韻に浸ってそのままおしまいで良いと思う。

 

以下、ネタバレあり。

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★三体

中国の小説は水滸伝ぶり(?)だな〜と思いながら開いたら、なんと文革文化大革命。理系として人生を歩んでいることを言い訳にするけども、恥ずかしながら全く何かわからなくて、いきなり詰まった。昼休みに読書をするのだが、文革がわからなすぎてその日家で文化大革命Wikipediaを読んだくらいには近代の歴史がわからない。SFに対してわたしは「わかりたい」という気持ちが少し大きい。くだらない理系のプライドでしかないが、専門分野に近い生物学系のフィクションはやはりとても楽しめるし、科学的な話をそれなりに解像度高く楽しみたい欲がある。地学や物理は専門外なので、なんとなくの楽しみ方しかできず、もっときちんと勉強しておけばよかったなと未だに思うことがある。三体と言うよりこの作者の作品全般的に物理をテーマにしている部分が多く、物理への憧れが久びさに焦げ付きそうになった。とにかく科学に対して心構えをしていたら、近代史にぶん殴られて出鼻をくじかれたのが印象的だった。また、内容的にSF要素がそこまで濃くないので、中国というものを感じつつ、ゲーム三体の謎、社会の動き、恐ろしい作戦、、、などふつうに楽しんで読んだあとのラストで虫けら!?!?!?となって人類滅亡フラグが立ったところで終わり、「これで終わり!?!?」となった。葉文潔の人生で振り積もったたくさんの絶望と失望と、人類の落日の儚い美しさがなんとも切なかった。

 

★三体Ⅱ 黒暗森林

シリーズで一番好き。めちゃくちゃおもしろかった。面壁者なんて解決できるルートなんもないじゃんって思って読んでたのに、ラストのあの見事などんでん返し。初めのは葉文潔とのお墓のシーンと、ラストもお墓に転がって、どちらも続きが気になるのに蟻がうろうろする描写が緊張を高めていくという対比がよい。今回は未来都市が出たり、宇宙艦隊戦闘が起こったり、謎文明のオーバーテクノロジーが出たりとSFの醍醐味を一通り味わえる王道SFの要素に、ミステリかというくらい初めのフラグをラストで回収する見事さ、主人公羅輯の読者を騙す狂乱ぶり、すべてに鳥肌が立って止まらんかった。読了後の興奮は前巻とは比べ物にならず、読み終わって直ぐに友人に連絡したし、関係ない友人知人にも無意味に「今、中国のSF読んでて……」と話しかけた気もする。

 

★三体Ⅲ 死神永生

正直Ⅱのラストの出来が良すぎて、蛇足じゃん。。のつもりで読み始めた。冒頭の話が結局なんだったのかよく分からんのだけど、X以外でフォローあったっけ???心優しく年若い程心が主人公で、そういう意味ではⅡ以前よりも読みやすさはあった。時代がある程度Ⅱと被っていた前半はおもしろさはありつつも先がわかっていたので物足りないところも若干あった。Ⅱ以降の世界線以降については程心の行動がわりと信じられないことがちらほら出てきて、「な、な、なんで〜!?!?」とおもいながら読んでいた。とても優しい気持ちで人類を滅ぼす選択を選び続けるの、えぐい。終盤は本当に「ええー!?!?なんで!?!?!?だめなの!?!?」と混乱するくらいハッピーエンド回避力が高くてほんとうにびっくりした。びっくりしたうちに読み終わってた。なんでわざわじそこで引き離すのかが理解できなかったけど、シリーズの中でも本当に発想力がすごいというか、何食ってたらそんなこと思いつくんだってくらいスケールがでかいSFをかまし続けてくれたので、本当に読んでよかったなと思った。でも三体人の正体とか、知りたいことがばらまかれたまま終わってしまったので、消化不良感は否めない。

 

★三体X 観想之宙

読むかぎりぎりまで悩んだ公式同人誌。三体本編でばら撒かれたままの謎をいい感じに回収してまとめている、との評判で三体Ⅲ読了後にロスを埋めるために購入した。翻訳ものだし、文体とか気にせず読めるかな、、、と思ったものの、やはりどうしても作者出ない人が書いているということがずっと頭の隅に引っかかってしまった。なんか、訳者が同じはずなのに、な〜んか妙にラノベくさいというか。キャラがぺらぺら心情を吐露しすぎというか。ハードSFだったはずがスペースファンタジーラノベになったというか。三体本編で気になったけど有耶無耶になって終わった部分に綺麗に説明はつけられていたと思うけども、わたしの中で「二次創作で本編にない設定を作らない」という暗黙の了解があり、それをばちばちに冒しているのが許し難いというか。どうしても素直に楽しめなかった。三体でキャラもっと!みたいに思ったこともあるはずなのに、これはキャラが出すぎてて偽物だと感じてしまった。ただ、本当に気持ちよく読み終わることができるような本編の説明としては優秀だった。でも本当の作者が書いたらこうはならないんだよ〜!!!という思いが消しきれなかった。三体ではない違う話で、ラノベノリのSFとして出会えていたらなぁという作家、、、出会いが悪かった。

 

★三体0 球状閃電

三体とうす〜く繋がってる同じ作者の過去作をタイトルに三体をつけて、というあれ。三体かと言ったら全然三体ではないけれど、普通に面白かった。三体よりもこっちの方が取っ付きやすくて読みやすいのでは。宇宙がどうとかではなく、物理法則の方のSF。スケールでかいトンデモ世界線ではあるけれど、舞台が現代(というにはちょっと昔?ぽいけど)で入りやすい。ヒロインもとても危うくて魅力的で、結末も幻想的で切なくて読んでよかった。

 

総じて圧倒的な発送とスケール、ヒロインの描写が妙に魅力的、容赦のない展開で、話題になるだけの作品だった。また最初から読み返したら、違う楽しみ方ができそう。